活動報告

2016年09月05日(月)

第7回中日企業家商会(上海支局定例会)

  8月22日、第7回中日企業家商会が花園飯店にて開催された。

 残暑がまだまだ厳しい8月22日に、上海ローソンの張晟董事・総経理を迎えて、

「上海ローソンの再生」をテーマに講演をしていただきました。

 上海ローソンは、1996年7月に初の日系コンビニチェーンとして中国に進出

して以来、今年でちょうど20周年となりました。1号店が出店された当時は店前

に行列が絶えず、一時は日系コンビニエンスストアで最大の店舗数を誇った全盛

時代もありましたが、2000年以降は地場コンビニとの競争激化に伴い出店数が

停滞し始めて、順調に業績を伸ばしてきた後発の競合他社の後塵を拝するように陥

って、一人負けの状態が続いていました。

「消費者好感度調査で最下位、傷んだブランド、FCオーナーの離脱も止まらな

い、従業員の士気も一向に上がらない…」など、マイナス材料ばかりが目立つな

かで経営の舵を受け継いだのが張晟氏でした。巻き返しに取り組んだ張氏は、

まずは主要客である若者を呼び込むことに着目して、中国でも人気が高い日本

のアニメキャラを販促に取り入れました。「ウルトラマン」や「名探偵コナン」

など、中国の若者に認知度の高いアニメキャラを主力顧客層の取り込みに最適

の販促ツールとして活用しながら、地道な努力でブランド力の回復に注力しま

した。また、上海では不採算店の閉鎖・合併を進め、既存店も清潔感のある内

装に順次変更し、従業員の給与体系も見直しました。やる気のある社員を抜て

きするなど、実力主義を前面に出して、店舗運営の生産性を上げたと同時に売

上も上昇して、経営再建を成功させました。2016年6月末現在、ローソンの中

国店舗数は750店で、そのうち約7割は、最大消費地である上海とその周辺地域

に集中されています。張氏によりますと、中国ローソンは2020年までに、出店

数を中国全土で現在の4倍となる3000店、上海周辺地域は1500店に引き上げる

計画をしています。

張氏のカリスマ性に満ちた講演に、当日の参加者たちは深い感銘を受けて、質

問や発言もとても活発で、講演後の懇親会の時も張氏を囲んで中国ビジネスの

ノウハウや経験談などで盛り上がりました。

 

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上海邁伊茲諮詢有限公司

社長室  企画・企業情報室    長谷川 佳慧

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