2025年07月15日(火)
「第59回 グローバルリーダーズ会」を7月9日(水)に開催いたしました。
上場企業経営者の皆さまや海外展開を含む成長企業の皆さまにご参加いただきました。
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《GL会のテーマ》
「圧倒的な事業成長の追求によって、次世代へ繋ぐ産業を築き上げ、グローバルへ展開する。」
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<第一部 対談>
第一部では、株式会社リッケイ日本法人 代表取締役社長の ブイ・クワン・フイ氏 にご登壇いただきました。
フイ社長は、ハノイ工科大学在学中、2009年に JICA(国際協力機構)IT人材育成プログラムの第1期生として立命館大学に留学。同じく立命館大学・慶應義塾大学に留学したトップエンジニア6名によって、大学名の頭文字“立”と“慶”にちなんで名づけたリッケイを2012年に設立されました。現在は、リッケイはベトナム最大級の民間IT企業に成長し、従業員は2200人体制規模、フイ社長は2019年より日本法人の社長として、日越の架け橋となり経営されています。
https://rikkeisoft.com/ja/
モデレーターは、外国人向けの住居・通信・金融・人材支援などを一貫して提供する GTN(グローバルトラストネットワークス) の 後藤裕幸社長 が務めてくださいました。
https://www.gtn.co.jp/
対談では、
✔ ベトナム人と日本人のマネジメントスタイルの違い
✔ 経営層を“ベトナム人×日本人”のペアで構成する体制
✔ FPTなど大手企業との差別化戦略
✔ 住友商事との資本提携(2024年11月)
✔ 米国展開や上場を見据えた成長ビジョン
✔ 社内イベントによる人材定着施策
✔ リッケイアカデミーによる日英IT教育プログラム
など、多岐にわたる実践的なお話を伺うことができました。
お二人のグローバル視点に富んだ対話から、多くの学びと気づきを得られた素晴らしい時間となりました。
続いて、グローバルリーダズ会執行部の識学 (東証グロース7049)梶山副社長から、乾杯の挨拶をいただいて懇親会を開始、初参加者の皆さまより自己紹介をしていただきました。
<第二部 対談>
懇親会を挟んだ第二部では、和やかな雰囲気の中、笑いを交えながらも非常に示唆に富んだ対談が繰り広げられました。
ゲストパネリストは、日本の宇宙ベンチャーを牽引するアクセルスペース株式会社 代表取締役 中村友哉 氏です。
中村社長は、東京大学大学院在学中、世界初の大学生手作り超小型衛星「CubeSat(キューブサット)」を含む3機の超小型衛星の開発に携わり、卒業後にアクセルスペースを創業。現在は「宇宙を普通の場所にする」ことをビジョンに掲げ、超小型衛星を活用した事業を展開されています。
モデレーターはグローバルリーダーズ会会長で、株式会社ピーバンドットコム(東証スタンダード3559) 取締役会長ファウンダー 田坂 正樹 氏が務めてくださいました。
対談では、
✔ 100キログラム級の自社設計・製造・運用の小型衛星機について
✔ビジョン「宇宙を普通の場所に」について
✔ 航空宇宙工学を専攻し、世界初・手のひらに載るほどの小型の人工衛星を作り、東京大学発ベンチャーとして起業された経緯
✔ 最初の顧客であり尊敬する起業家である、ウェザーニューズ創業者の石橋 博良氏への想い
✔ 2018年に打ち上げた自社開発の超小型衛星「GRUS」初号機について
✔ 2025年6月24日(火)に打ち上げたばかりの、小型衛星「GRUS-3α(グルーススリーアルファ)」について
✔ 今後のビジネス展開について
✔ 地球観測衛星「GRUS(グルース)」シリーズを用いて撮影・提供する衛星画像のビジネス事例
など、宇宙ビジネスの最前線を深掘りする内容となりました。
次回は、2025年9月9日(火)にグローバルリーダーズ会と合同で開催予定です!
《グローバルリーダーズ会 執行部メンバー》
田坂 正樹 株式会社ピーバンドットコム 取締役会長ファウンダー:東証スタンダード3559
廣島 武 株式会社インベストメントブリッジ 代表取締役社長/当会特別顧問
後藤 裕幸 株式会社グローバルトラストネットワークス 代表取締役社長
児玉 康孝 WASHハウス株式会社 代表取締役社長:東証グロース6537
金 成柱 株式会社IR Robotics 代表取締役/当会特別顧問
佐藤 竜也 株式会社カラダノート代表取締役:東証グロース4014
梶山 啓介 株式会社識学 取締役副社長:東証グロース7049
アドバイザリーボード:
佐野 健一 株式会社ビジョン 代表取締役会長 CEO:東証プライム9416 / 当会理事長
平川 大 株式会社メディカルネット 代表取締役会長CEO:東証グロース3645
篠田 庸介 株式会社ヘ ッドウォータース 代表取締役 :東証グロース4011 / 当会理事