活動報告

2017年04月12日(水)

第4回 野田政経塾

 

44日(火)、日本橋ポンドールイノにて、クリークアンドリバー社代表取締役の井川幸広社長を

お招きし、勉強会を行わせていただきました。

 

テーマは『日本のプロフェショナルを世界中に活躍させるベンチャー企業の経営とこれからの日本

人材について』ということでしたが、クリークアンドリバー社の歴史からプロフェッショナル人

材についての考え方の至る所に勉強になるエッセンスが満載でした。

 

元々井川社長のなさっているビジネスは人材紹介・派遣が中心という認識だったのですが、中心

になっているのは「人の知財を活かす」というビジョンであり、「プロフェッショナル」という

存在の捉え方、向き合い方に本質があるのだとお話の中に気づかされました。

 

終始感じていたのは井川社長が常に人材の未来を見て先進的且つ総合的に事業をお作りになられて

いるのだということ。(それはお持ちいただいていたVRのヘッドセットを拝見したところから感じ

ておりました。)

ただ、またそんな方、そんな企業であるとしても、苦しかった時代がある、5年目くらいまではい

つ吹っ飛ぶかわからない程度の企業でしかなかった、という内容はまた勇気づけられるものでもあ

りました。

 

野田政経塾を始め、とてつもなく遠い先を歩む先輩経営者の方々とご一緒させていただく機会に都

度想うのは、事業そのものは誰の目に見てもわかりやすいアウトプットなのに、その本質はとても

洗練され研磨されたかのような概念にあるということです。

言葉の端々に感じるそういったものを、直接感じさせていただける機会を創っていただけた井川社長、

また野田先生、アジア経営者連合会事務局の皆さまに強く感謝し、次の機会も楽しみに

させていただきたいと考えています。

 

株式会社リトルクラウド 代表取締役 神原 太郎

 

 

 

「そろばんよりも、ロマンのほうが少し勝っていること」

 

難民キャンプでの取材がきっかけでジャーナリストとしてよりも、起業家として社会と関わった

ほうが、世界をより大きなインパクトを与えることが出来る。

 

事業でさえも愛と夢と感動にこだわったヒューマンドキュメンタリーとして捉え、関わるプロフェッ

ショナルが専門に特化し、よりやりがいを感じ、世界で活躍できる環境を提供し、さらに営業利益

を出し続けるには、ロマンが大切とのこと。ただ、ロマンだけでは継続ができないので、そろば

んをはじくことをないがしろにしてもいけないというお言葉が、非常に骨身にしみました。

 

私自身、歯科医師として診療を行い、さらに経営者として医院運営に携わっています。ほかの先生

がさじを投げた症例を治療して差し上げることは、私にとってまさにロマンではあるのですが、時

として情熱がありすぎて採算度外視となってしまうこともあります。

ロマンを持ちながら、利益をしっかりと出すことも、経営の上ではとても大切なこと。

そろばんとロマンが両立不可ではないというメッセージが、とても印象に残り、改めて夢と愛と感

動にこだわりながら、スタッフや患者様と関わっていこうと考えることのできる印象深い時間でした。

 

 

短期集中治療の神谷町デンタルクリニック 院長 高島 美祐

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